【野球のルール】タッチアップとは?離塁のタイミングも詳しく紹介!

【野球のルール】タッチアップとは?離塁のタイミングも詳しく紹介!

野球のルールの中で、タッチアップは知っておくべきルールであるとともに、注意しなければならないルールの1つでもあります。

タッチアップのルールを適切に理解しておくことで、得すること損することは少なからず出てきますからね。

ということで、タッチアップについての概要や注意点をまとめてみました^^




【野球のルール】タッチアップとは?

タッチアップとは、野球においての走塁戦略の一種です。

ヒットを打たずして得点する手段とも言えるでしょう。

タッチアップはランナーが次の塁への進塁を目論んで、バッターの飛球(フェア、ファウルを問わない)を野手が捕球を済ませた後に帰塁すること、あるいは捕球よりも前に前もって帰塁しておくことと定義されています。

飛球が野手により捕球された場合、走者はリタッチを行う必要が生じるということです。

一度リタッチを果たした以後については、次塁への進塁を試みることが可能になります。

その際には、自分の走力であったり相手野手の肩の強さといったものがタッチアップを成功させるために重要となります。

離塁した走者は、次塁へたどり着く前に触球されるとアウトとなってしまうので、なるべく素早くスタート出来るように心がける必要があります。

その為にはあらかじめベースに足を掛け、並行して野手の捕球が自らの目に見える範囲に入る様な姿勢をとることが重要です。

それがタッチアップ成功の秘訣でもあります。

また、タッチアップにおいてはベースを離れるタイミングが最も重要となります。

タイミングが早すぎると、守備チームのアピールによりアウトが宣告され得点が取り消されてしまうのです。

第1回WBCであったように、痛い目を見てしまうということです。

以下では、離塁のタイミングについて若干踏み込んだ事を説明します。




タッチアップの離塁のタイミングと注意点

離塁が出来るタイミングは、飛球を野手が捕球した時です。

しかし、この言葉をそのまま受け止めてしまうと損をしてしまいます。

厳密にいうと、野手が飛球に触れたまさにその瞬間から離塁していいとルールでは定められています。

ようするに、野手が捕球するかどうかは関係ないということです。

ではなぜ飛球に触れた瞬間に離塁が出来るのかというと、ずる賢いプレーを防ぐ事を目的にしているからです。

完全に捕球されてからしかアウトとならないのであれば、例えば野手が意図的に飛球を弾き、お手玉のような状態にすることでランナーの離塁を遅らせる、あるいは阻止するなんて事も出来るわけです。

そういう事はほぼないとは思うのですが、もしあったとするとかなり滑稽ですよね。(笑)

野球は相手を騙すスポーツではあるものの、わざとそのような事をするのはスポーツマンらしくないし野球の神様が怒ることでしょう。

アピールアウトにならないようにタッチアップをしっかりと理解しておきましょう!

以上、【野球のルール】タッチアップとは?離塁のタイミングも詳しく紹介!でした。