
【野球のルール】ファールボールの定義とは?フェアとの境界はどこ?
ファールボールは、打者の打球がフェアゾーンに入らなかったもののことです。
定義はそうなのですが、これだと、あまりにもあっさりしすぎですよね。(笑)
実際は、ファールボールとフェアの境目について意外とややこしかったりします。
そして、それを知らないと痛い目に合うこともいつかはあるでしょう。
ということで、ファールボールとフェアの境界に注目しました。
【野球のルール】ファールボールとは?
野球のグラウンドは、ファールゾーンとフェアゾーンにわかれています。
本塁と一塁、本塁と三塁を結ぶ2本のファールラインで区切られていて、キャッチャー意外の野手がいる方をフェアゾーン、それ以外をファールゾーンと呼びます。
ファールゾーンに飛んだボールがファールボールと呼ばれます。
ようは、ファールラインの内側か外側かというところが区切りになります。
フェアゾーンは、90°です。また、フェアゾーンは扇のような形です。
そのため、キャッチャーを扇の要と呼ぶことがあります。
端的にいうと、フェアゾーンにボールが落ちるとフェアになり、ファールゾーンにボールが落ちればファールになります。
そうはいっても、これはどっちなんだ?!というところに打球が飛ぶことも少なくありません。
具体的にどういうところに打球がいけばファールボールになるのかは以下の通りです。
こんな時はファールボール
以下のケースはファールボールとなります。
・打球が最初に内野のフェア地域に触れたが、その後本塁一塁間および三塁間のファール地域で止まったもの。
・バウンドしながら内野から外野に超えていく場合に、一塁および三塁を過ぎるときに、ファール地域内またはその上方空間にあった場合。
・最初に落ちた地点が外野のファール地域内である場合。
・ボールが最初に野手に触れた位置がファール地域内の上方空間である場合。
ようするに、ファールボールとフェアの境界は、一塁ベースと三塁ベースなのです。
一塁ベースと三塁ベースを通過する前にフェアゾーンからファールゾーンに打球が出ればファールとなります。
逆に最初に落ちた地点が、一塁ベースと三塁ベースの後方のフェアゾーンであればその後ファールゾーンに出てもフェアになります。
内野手においては、すべての打球を自己で判断せずすべてフェアという前提で対応するというのが重要でしょう。
野球において、思い込みは悪でしかないですからね。
以上、【野球のルール】ファールボールの定義とは?フェアとの境界はどこ?でした。