
プロ野球選手の税金対策!高級車に乗っているのには理由がある?
プロ野球選手は、稼ぎのいい選手になると1億円を超える年俸の選手も少なくありません。
スゴい世界だなー羨ましいなーそう思うのですが、実際は税金でガッツリ持ってかれてしまいます(^-^;
所得税ですね。
でも、実際のところは税金対策をするので、そこまで損にはならないようにしてるのだとか。
ということで、プロ野球選手の税金事情や税金対策について解説していきます^^
プロ野球選手の税金事情
まず、野球選手は球団と雇用契約をしているわけではないので、個人事業主という位置づけになります。
その為、野球選手のお給料というのは給与所得ではなく事業所得となります。
事業所得は総収入額から経費を差し引いた分になります。
所得税というのは、所得の多い人が沢山払うという決まりになっています。
なので、億越えの選手は経費を沢山計上し、所得税を抑えるという税金対策を行わなければなりません。
行わなければならないというと、語弊がありますがいわゆる節税です。
節税は悪いことではなく、決められた範囲内での税負担を軽くすると言うものです。
税金の使われ方というのは、人それぞれ思うところはあるでしょう。
所得税額を減らす為に経費を増やすというのは、お得感がありますね。
また、現在の所得金額に対する所得税の税率は以下のようになっています。
195万円を超え~330万円以下→10%
330万円超~695万円以下→20%
695万円超~900万円以下→23%
900万円超~1800万円以下→33%
1800万円超~4000万円以下→40%
4000万円超~→45%
また、所得税に合わせて住民税であったり、年俸が1000万円を超えている選手は、消費税を収めなければなりません。
消費税は物を買うときだけに支払うものではないのです。
個人事業主の場合、受け取った対価の消費税分を、納付する義務が法律で決まっているのです。
となると、単純に考えると年俸が4000万円以上の選手は、年俸の半分以上は税金として消えてしまうのです。
4000万円というと、レギュラークラスはもちろんそこそこ活躍している選手が貰っている額ですね。
年俸がアップしても、素直に喜べないのかもしれませんね。
何もしなければ稼ぎの分だけ税金を持ってかれるのですが、野球選手はどのような税金対策をしているのでしょうか。
高級車が税金対策になる?!
プロ野球選手というと、ベンツ、BMW、ポルシェ、アウディ、ベントレーといった外車やその他国産の高級車に乗っているイメージも強いでしょう。
ステータス的な意味合いもありますが、税金対策という要素もあります。
野球選手は体が資本なので、頑丈な高級車というのは経費として認められているのです。
仕方なしに高級車に乗るという贅沢な選手もいることでしょう。
実に羨ましいです(笑)
その他でいうと、専属トレーナーとの契約費用であったり、シーズンオフの海外での自主トレ費用なども経費になります。
ベテラン選手が若手をつれて
海外の暖かい所で自主トレを行うケースも少なくありませんが、それは経費で落とせるからという税金対策の要素もあるということです。
あとは、記念館などを建てることでの税金対策を行う選手もいます。
管理費なんかを経費で落とせますからね。
また、資産管理会社やマネジメント会社の設立という税金対策もあります。
自分の会社から給料を貰う、いわゆる役員報酬という形をとります。
そうすることにより経費を計上出来る幅が広がるので、税金を安くすることが出来るのです。
野球選手と税金というのは、きってもきれないものです。
稼ぎの裏にはそういった側面もあるということですね。
以上、プロ野球選手の税金対策!高級車に乗っているのには理由がある?でした。