【プロ野球ルール改正(変更)】2018年からあれこれ変わりました!
2018年1月29日に、日本野球機構(NPB)が2018年シーズンの野球規則改正を発表しました。
大幅にとまではいかないものの、そこそこ変わりましたよね。
ルールが変わることで生まれるドラマというのもあるでしょうから、そういった部分で新しい野球の楽しみ方にもなると思います^^
2018年から変わったプロ野球のルール改正について解説していきます。
2018年からプロ野球のルールが変わった!
見逃してはならないポイントとしては、以下の3点のルール改正です。
・リクエスト制度の導入
・申告敬遠制度の導入
・2段モーションの規制緩和
それぞれ説明していきます。
【リクエスト】制度とは?
リクエストは、判定に異論がある時に監督が映像を用いた検証を要求できるという制度です。
従来では、審判が判断したときにだけリプレー検証が行われていましたがそれが監督が主導で物言いが出来るということです。
メジャーリーグでは、「チャレンジ」という名前ですでに導入されています。
リクエストという制度は、ホームランか否かの判断やホームへのクロスプレーなどの判定に関してのみ使うことができます。
みなが納得できるような判定をするための制度といってもよいでしょう。
申告敬遠とは?
申告敬遠とは、投球することなく敬遠四球にすることが可能な制度です。
こちらもすでにメジャーリーグでは採用されています。
敬遠するケースでは、守備側の監督が球審に意思表示することにより、一球も投げずに打者を一塁に歩かすことができます。
また、申告することなく、通常通り4球投げることでの敬遠も可能となっています。
なぜこの制度が導入されたのかというと、試合時間の短縮というのが一番の目的です。
とはいえ、敬遠というのは試合の流れの1つでもありそこを合理化するのは如何なものかと思う人も少なくないでしょう。
時間の短縮であればストライクゾーンを広くするといった他の部分で考えるべきなのでは?と突っ込んでみたくなります。
敬遠の球を打ってサヨナラになった試合も過去にはありましたが、そういったドラマチックな要素が失われるのは野球人気の衰退にも繋がりかねませんね。
2段モーションの規制緩和
2段モーションとは、投手が投球動作に取り掛かる時、一度動作をストップしたり動きを変更して、段階を踏んで動作を行う事です。
メジャーリーグにはない、日本のプロ野球独自のルールですね。
例を挙げると過去には、西武時代の菊池雄星が投球時に上げた右足を上げ下げさせる動きが「2段モーション」にあたると見なされて反則投球と判定されることが多くありました。
ちょっと厳しいのでは?と思うケースもありましたが2018年からは2段モーションが原則的にOKとなります。
あきらかにやりすぎな場合は問題になるでしょうけど。
2段モーションが緩和されることで打者は少なからずタイミングが取りにくくなるので投手の成績があがって、打者の成績が軒並み下がるというような結果になるかもしれません。
ルール改正でプロ野球がいい方向に変われば嬉しい限りです^^
以上、【プロ野球ルール改正(変更)】2018年からあれこれ変わりました!