球速アップのトレーニングは道具なしの方がいいと思うワケ。

球速アップのトレーニングは道具なしの方がいいと思うワケ。

球速アップの為には、闇雲にトレーニングをすればよいというものではありません。

狙い球を絞らずに打てますか?と似たようなところです。

球速アップには、道具なしのほうがいいと思う理由を述べていきます。




球速アップのトレーニングに道具なんていらない?

昔はそれこそピッチャーは時間があれば走っておけ!というある意味根性論のような練習が多かったように思います。

走れば球速アップに繋がるという話ですね。

走るのもただ長い距離を走るのではなく、短い距離で瞬発力を鍛えるというような工夫をしないと意味も無いわけで。

昔と比べて現代は、科学的なトレーニング方法もあり器具も充実しています。

トレーニング方法がありふれていて、どれもこれもやりたくなってしまいますよね。

種類が多くて、なにをどうやっていけばいいのかわからないという声もあるでしょう。

ただ、器具を使ったトレーニングというのは必ずしも取り入れる必要はないと思います。

器具を使うことでの心理的な満足感、俗に言う自己満足になってしまったらおしまいです。

何事にも考えがないと上達はないでしょう。

ジムに通ってトレーニングができれば、それはそれでいいのですが皆がそうできるわけではないですからね。

これらを踏まえると、球速アップのトレーニングに道具はいらないと考えます。




道具なしで球速アップする方法は?

道具なしで球速アップというと出来ることはかなり制限されます。

いや、むしろ道具なしの方がいいのではないでしょうか?

トレーニングは道具を使うのが当たり前という固定観念がありますが、器具を使うことが正しいと誰が決めたのでしょうか。

イチロー氏も、筋トレは体の元々もっているバランスを失う可能性があると言っています。

自分が持って生まれたバランスがありますから、それを崩しちゃダメ。虎とかライオンとかウェイトしないですから。人間知恵があるから色々やっちゃう。本来のバランスを保ってないと。筋肉が大きくなっても、それを支えている腱とか関節は鍛えられないんで。

特に投げるということは繊細な行為なので、筋トレによる悪影響はなくはないでしょう。

道具なしで球速アップするためには、基本的には走り込みで十分です。

長距離を走る練習は心肺機能、短距離を走る練習は瞬発力を鍛えます。

また、走る時には必ず腕を振ります。

それで腕を速く振ることが感覚としても身についていきます。

いつの時代も走る事が投手には大事です。

あとは体をひねる動作を練習に取り入れる事も大事です、野球は捻る動作がほとんどですから^^

投手においては自重負荷で道具なしでの練習をすることを推奨します。

ダンベルがあれば今すぐ捨てましょう!

投手に腕の筋力は必要ありませんから。

以上、球速アップのトレーニングは道具なしの方がいいと思うワケ。でした。