脱力投法とは?キレやコントロールに好影響?

脱力投法とは?キレやコントロールに好影響?

投手にとってボールのキレコントロールは大事なものです。

球速というのはあくまでも、バロメーター的な要素しかないですからね。

とはいってもそう簡単にキレやコントロールはよくなるものでもないし。。

とお考えの方にお伝えしたいものがあります。

それは、脱力投法です^^

脱力投法を覚えるとボールのキレはまず格段に良くなりますからね。

脱力投法について説明していきます。




脱力投法とは?

脱力投法とは、投げる寸前にだけ力をかけるという投げ方です。

どういうことかというと、ボールを離す間際まで体を脱力させリラックスさせた状態にすることで、より速い球を投げるという概念です。

理想を言うと力を全く入れないで投げたいんです。それでいて、投げる瞬間だけ、100の力で投げたい。投げる瞬間までは0の力。体幹を中心に動かして、それに腕がついてくるイメージです。いい投手はみんなそういうもの(脱力)を持っているんです。

脱力投法を取り入れる事で、ボールのキレやコントロールが良くなること、そして球速という部分においても好影響を与えます。

速い球を投げる場合、腕に思いっきり力を入れて投げる必要がある。

そう考えている人は少なくありません。

その方が速い球を投げられる気がするからです。

実際には力を入れて投げた場合、自分が本来出すことの出来る球速より下回る事になるでしょう。

そうならない為に、脱力投法というのが大事になってきます。

プロ野球においては前田健太なんかが取り入れているフォームで、あとは元巨人の杉内俊哉なんかもそうですね。

なんで速い球を投げるのに脱力した状態にするの??と思うのは仕方ありません。

しかし、この脱力投法こそが球速アップやキレに繋がるかなり大事なものになります。




脱力投法をおすすめする理由とは?

脱力投法をおすすめする理由は、脱力投法でなけれぱ並の投手で終わってしまうからです。

嫌ですよね?

見ていても何もワクワクしない投手って。

まばたきもせずに見ていたい!

投手をするなら、プロ野球とか学生野球とか草野球とか関係なくそうありたいですよね。

脱力投法は、非常に理にかなった投げ方になります。

というのも人間の体は力が入った状態よりも、瞬間的に力をいれた時の方がより強い力を発揮できるのです。

わかりやすくいうと、力を入れた時点を100とした場合、そこから時間が経つにつれ99、98、97、といった具合に力が逃げていってしまうということです。

その一方、瞬間的に力を入れた場合は0から100といったイメージになります。

ようするに、力をロスすることなく伝えることが出来るのでそれが球速アップに繋がるのです。

また、力を最初から入れている投手はどこかフォームに硬さを感じます。

脱力投法を取り入れることで、球の伸びも変わってくるでしょう。

脱力投法を習得するにはとにかく練習あるのみで、ボールを離す瞬間だけに力を入れるという絶妙な感覚を体に覚えこませるしかありません。

打者からすれば、ゆったりした投げ方で速い球が来るとギャップでかなり打ちにくくなるはずです。

脱力投法で、よりよい投手を目指しましょう。

以上、脱力投法とは?キレやコントロールに好影響?でした。





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